SSブログ

ヘルメット塗装5・・・補修編 [塗装]

前回はグンメットのライン完成まで紹介しました・・・

ここまで

ライン完成しましたが・・・・

よ~く見てみると・・・・・

色の欠け

や塗料の密着不良

や塗料のにじみなど、細かい所の修正が必要な部分が多数あります・・・・

まだまだ未熟です・・・・

数をこなしていけば(失敗を沢山経験すれば)細かいミスを減らせると思いますが

ミスしてしまったものはしょうがありません・・・・・・

ミスした場所は・・・・・

ごまかしましょう・・・・・・・

ごまかしかたは・・・・・

まず・・・・

マスキングします・・・

今回は主に黒いラインですのでラインを残してマスキングします。

マスキングは塗料がかからないように最小限で・・・・・

マスキング後、未着不良の部分はペーパを当てて足付けし直します。

その他の部分は脱脂してホコリを取り除きます・・・

そして・・・・

これを使います・・・・

じゃ~ん!!

エアブラシです!

今回はこれを使って補修していきます。

最小限で色を入れていきます・・・

こちらも最小限で・・・・

乾燥後、マスキングを取ります・・・・

そして・・・・こちらは・・・・

にじんでいる場所やはみ出している場所は・・・

マスキングして綿棒にシンナーを少量含ませてはみ出した塗料を拭き取っていきます・・・

この綿棒作業をするにあたってベースのホワイトパールを守る為に吹いた

クリヤーが生きてきます・・・

クリヤーを吹くことによってシンナー(溶剤)に強い下地が出来ています。

この下地のおかげでベースのホワイトパールにダメージを残すことなく

シンナーで拭き取りが出来ます。

もし、クリヤーを吹いていない下地(ベースのカラー)の上に同じような

ラインを作って同じような補修をしたらエアブラシまでは出来ますが

この調整用のシンナーでの拭き取りは出来ないと思います。

失敗しなければいいだけの事ですが

今回はこの ”保険用クリヤー” に助けられました・・・・

このクリヤーは”捨て吹き”と呼んでいて

今回のような保険的扱いやラインなどの段差を減らす効果や重ね塗りする時の

ベースの保護などに使います。

あと、次の色を塗る時に間があいてしまう場合などにもクリヤーを吹きます。

これで細かい補修は完了です・・・

そして・・・

クリヤーを吹きました・・・・

これも”捨て吹き”です・・・・

次の作業に進む為のラインの保護とこのクリヤーを乾燥後ペーパーで馴らして

塗料の段差(ラインの重ね吹きで出来た段差)を分かりづらくする為です。

ここまできたらゴールはあとわずかです・・・・

気を抜かないように(失敗しないように)がんばるぞ~  

お~!!

つづく・・・・・


趣味のミニバイクレースや板金・塗装の作業例や塗装作品紹介をした
ホームページも作っています。
よろしければ見てください。
http://www.k2.dion.ne.jp/~paparin/index.html




Custom Paint Guide

Custom Paint Guide

  • 作者: Symbolic Tribal
  • 出版社/メーカー: 九天社
  • 発売日: 2005/02
  • メディア: 単行本


nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:バイク

ヘルメット塗装4・・(マスキング) [塗装]

バリバリ伝説のグンメットレプリカを作製中ですが

前回はここまで紹介しました。

苦労したマスキングです。

やっと塗装に入れます・・・・

塗装前段取りとしてマスキング中にベタベタ触っていたので

脱脂材で油脂分を綺麗に拭き取ります。

脱脂完了後、慎重にタッククロス(少しベタベタした拭き取りようクロス)でホコリを

拭き取ります。

そして・・・・

まずはこの色を吹きました・・・・

黒です・・・

この色は最終的にはラインになる色です・・・

黒塗装後・・・・乾燥させてさらにマスキングをしていきます・・・

マスキング後・・・

脱脂して・・・

ホコリを拭き取り・・・・・

塗装します・・・・

今回はシルバーを吹きました・・・・

この色は特にシルバーでなくてもいいです・・・・・

ただ下の黒を隠したかっただけです・・・・・

なぜならば・・・・・・

赤を綺麗に出したかったからです・・・・

黒の上から赤をたくさん吹いても綺麗な赤にはなり難いです・・・

なったとしても相当な肉厚になってしまいます・・・・

だったら・・・・

シルバーを軽く(隠蔽するぐらい)吹いて・・・・・

その上から赤を吹いたほうが

使う塗料を減らせて・・・しかも綺麗な赤になりやすいです・・・

赤を吹いて乾燥させます・・・・

乾燥後・・・・

マスキングを慎重に取っていきます・・・・

だんだんと姿をあらわしてきました・・・

グンメットのラインが完成しました!

ここまできたらもう少しです!

頑張っていこう!    オー!

つづく・・・・・



趣味のミニバイクレースや板金・塗装の作業例や塗装作品紹介をした
ホームページも作っています。
よろしければ見てください。
http://www.k2.dion.ne.jp/~paparin/index.html






カスタム・ペインティング

カスタム・ペインティング

  • 作者: ジョアン ボートルズ
  • 出版社/メーカー: スタジオタッククリエイティブ
  • 発売日: 2009/06
  • メディア: 大型本





ネイルアート エアブラシ・バイブル 基礎から応用まで、すべてのテクニックを写真で解説

ネイルアート エアブラシ・バイブル 基礎から応用まで、すべてのテクニックを写真で解説

  • 作者: 小笠原 弥生
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2006/01/11
  • メディア: 大型本


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:バイク

ヘルメット塗装・・・その3 [塗装]

前回、サフェーサーまで吹いてキズ補修と下地作りは完成しました・・・

ここまで

サフェーサー乾燥後、研いでいきます。

いつもなら水研ぎで調整しますが、今回はサンドペーパーで調整しました。

サンドペーパーと言っても紙製ではなく、布製?材質はよくわかりませんが

柔軟性があり、ペーパーキズも均一に付けられるものです。

今回は600番相当のペーパーで全体を均一に研いでいきました。

目的は足付け(塗料密着)と表面に付いたホコリやゴミを馴らすためです。

全体にツヤが無くなる位で削り過ぎないようにします。

ペーパー後、濡れ雑巾で綺麗にホコリを拭き取り、脱脂します。

脱脂後、タッククロスで残りのホコリを綺麗に取り除きます。

これで塗装準備完了です・・・・

まずは1色目です・・・

一番大きい面積を取る色から吹きました。

白を吹き・・・乾燥後・・・パールを吹いて・・・・乾燥後・・・・

クリヤーを吹きました・・・・

クリヤーを吹いた意味はベースのホワイトパールを保護する為です・・・

これで完成ではありません・・・・

クリヤーを乾燥させるのに約2日おきました。

クリヤー乾燥後、クリヤー部分を約1000番位のペーパーで研いでいきます。

これは次の塗料の密着を良くする為と、肌調整の為です。

ペーパーで研ぐ部分は必ず!クリヤー層の部分だけです。

削りすぎて下の色まで出てしまわないようにします。

下準備が出来たらようやく模様に取り掛かれます。

まずは以前と同じ模様にするのでメモを書いた紙を用意します・・・

簡単ですがある程度の寸法を書いています。

そして・・・

コンパスや定規を駆使してセンターを出します・・・(これが結構大変でした・・・)

そして・・・・・・

さらに・・・凄い時間を費やして・・・・・

ジャ~ン・・・・・

マスキング完了・・・(途中の写真撮り忘れていました・・・)

このマスキングで相当時間がかかりました・・・・(仕事終わってからの作業で丸2日・・・)

理由はラインを下書きしてからのマスキングですが

前回より微妙にラインの位置を変えてしまった為にバランスが取れなくなってしまったからです・・・

ラインを引いては・・・違う・・・やり直し・・・また引いては・・・違う・・・やり直し・・・

これを何度も繰り返しようやく・・よし!・・・と言う所でマスキングしました・・・

自分的には納得できたラインになったと思います・・・

多少漫画に出てくる”グンメット”とは違ってしまいましたが

ヘルメットの形状の違いなどもあり、なるべく今のヘルメットの形状に合ったと思います・・・

自己満足です・・・・

本当は・・・・・・

なんかラインがおかしいな~

と思いながら確認の為に何度も漫画のヘルメットを見ていたので時間がかかってしまいました・・・

ガン・ボーイ!! のような走りを目標にしながらイメージトレーニングをしつつ・・・

バイクに乗った気分を味わいつつ・・・

定規と鉛筆、マスキングテープと格闘していました・・・・・

バイクに乗りたい・・・・

つづく・・・

趣味のミニバイクレースや板金・塗装の作業例や塗装作品紹介をした
ホームページも作っています。
よろしければ見てください。
http://www.k2.dion.ne.jp/~paparin/index.html


絵とき「塗装」基礎のきそ

絵とき「塗装」基礎のきそ

  • 作者: 坂井 秀也
  • 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本



nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:バイク

ヘルメット補修塗装・・(巨摩 グンメット) [塗装]

前回はイメージトレーニングだけで終わってしまいましたが

今回はやっと作業に取り掛かれました・・・

まずは、

マスキングをします・・・

内部にホコリなどが入らないようにしっかりマスキングします。

やり方は色々ありますが、今回は持ち易いようにマスキングしました。

まずはダブルアクションサンダーでキズ周辺を削っていきます。

削ってみました・・・・

今回使用したサンダーはいつもよりスポンジの厚みを多くしてより曲面を

均等に削れるようにしました。

かなりの時間を費やしてここまで削りました・・・

ほぼ全部塗装を剥がしました・・・・

理由は前回ペイントした人が使っていた塗料がわからない事と

見た目と削ってみた状態で今回は全部塗料を剥がす事にしました・・・

サンダーで95パーセントぐらいは削れたのではないでしょうか?

さらにペーパー(400番前後)で全体を研いでいきます。

細かい所はスコッチブライト(柔らかいペーパー)で丁寧に削っていきます。

この下地処理が結構重要でここの作業を手を抜くとろくなことがありません。

時間をかけて作業していきます。

そして・・・・

全体をペーパーがけ出来たらホコリを取り除き、脱脂をします。

脱脂後サフェーサーを吹きます。

今回のサフェーサーの用途は、塗装前の下地作りの為です。

ここまで出来たらやっとスタート地点です。

次回からやっと仕上げ塗装に取り掛かれます。

つづく・・・・・

趣味のミニバイクレースや板金・塗装の作業例や塗装作品紹介をした
ホームページも作っています。
よろしければ見てください。
http://www.k2.dion.ne.jp/~paparin/index.html




チョロバイRC バリバリ伝説 HONDA CB750F・巨摩 郡仕様

チョロバイRC バリバリ伝説 HONDA CB750F・巨摩 郡仕様

  • 出版社/メーカー: タカラトミー
  • メディア: おもちゃ&ホビー










クルマ&バイクの塗装術

クルマ&バイクの塗装術

  • 作者: 中沖 満
  • 出版社/メーカー: グランプリ出版
  • 発売日: 1998/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:バイク

ヘルメット補修塗装(バリバリ伝説) [塗装]

ヘルメットのキズ補修を頼まれました・・・・・

そのヘルメットとは・・・・

じゃ~ん!

このデザイン見たことある方もいっぱいいると思います。

そうです!

グンメットです・・・バリバリ伝説の・・・

好きな方もいっぱいいると思います・・・

今回はこのヘルメットをキズ修理して直したいと思います。

そのキズとは・・・

擦ったようなキズで塗装が剥がれています。

もし、強い衝撃でヘルメットにダメージがあるようでしたら困りますが、

今回は擦り傷ですのでキズ修理をしたいと思います。

今回はキズ修理ですので模様は変わりません・・・

よ~くデザインを覚えておきます。

そして、簡単にですがデザインの寸法をメモしておきます。

このメモとデジカメの写真を頼りにまた同じデザインにしていきます。

そして・・・さらに・・・

イメージトレーニング?・・・です・・・

それは・・・

マンガです・・・

昔何度も読んだのですがまた読みたくなってしまいました・・・・・

作業途中だったのでちょっとのつもりが・・・・・・

そのままその日の作業が終了してしまいました・・・・・

次の日・・・・

またまたバリバリ伝説に夢中で作業できませんでした・・・

また次の日・・・・

・・・・・・・

全巻読み終わってしまいました・・・・・

恐るべしバリバリ伝説・・・・・

でもイメージトレーニングは完了です!

バイクに乗りたい・・・・

つづく・・・


趣味のミニバイクレースや板金・塗装の作業例や塗装作品紹介をした
ホームページも作っています。
よろしければ見てください。
http://www.k2.dion.ne.jp/~paparin/index.html








チョロバイRC バリバリ伝説 HONDA CB750F・巨摩 郡仕様

チョロバイRC バリバリ伝説 HONDA CB750F・巨摩 郡仕様

  • 出版社/メーカー: タカラトミー
  • メディア: おもちゃ&ホビー



1993 GRAND PRIX 年間総集編 [DVD]

1993 GRAND PRIX 年間総集編 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ウィック・ビジュアル・ビューロウ
  • メディア: DVD


nice!(2)  コメント(5)  トラックバック(0) 
共通テーマ:バイク

バイク塗装・・・完成! [塗装]

前回、カウルを赤く塗ってクリヤーを塗るまで紹介しましたが

今回はその続き、完成まで紹介したいと思います。

カウルを赤く塗ってクリヤーを吹き1日乾燥させました・・・

そして・・乾燥させたカウルを移動させます・・・・

趣味の塗装は仕事が終わってから行なっていますので

大体遅い時間の作業になります・・・・

今までは寒い中、底冷えする工場内で作業していましたが

やっと!一部の作業を念願の場所で行なえるようになりました・・・

そこは・・・・

自宅の2階(作業場)です・・・・

まだ片付いていませんがやっと少しスペースを確保できました・・・

ここなら暖房付です・・・

会社の夜間は大体5度以下・・・・・

ここなら20度は確保できます・・・・

寒いの大嫌いなオレ102にとっては天国のようです・・・

作業の進み具合も全然!違います・・・・

早速!作業開始です!・・・

今回の模様はファイアーパターンです・・・

2ミリ幅のライン用テープを使って適当にファイアーを作っていきます。

特にお手本などは無いのでこんな感じかな?と言う感じでラインを引いていきます。

左右ファイアーの形状を決めたら、他のパーツも同じように作業していきます。

そして・・・

色を塗らない所はマスキングしていきます。

そして・・・

色を塗る全部のパーツにマスキングしました・・・

このマスキングだけで約3時間位かかりました・・・・・

こんな感じで無理やり作ったスペースで作業しました。(早く片付けよう・・・・)

そして・・・舞台を移して・・・また会社です・・・

色を塗る段取りをします・・・

今回は黒を塗りました・・・

そして・・・ちょっと味付けに黒の上からこんな物を塗りました・・・

マジョーラです・・・・

この塗料は光の加減によって緑~紫に変化します・・・

その塗料を薄めて黒の上に微妙に吹きました・・・・

そして乾燥させます・・・

また自宅へ持ち帰りました・・・

自宅待機です・・・・

そして・・・マスキングを取ります・・・・

全部取りました・・・・

そして・・・また会社へ・・・・

今度は仕上げのクリヤーを吹くために塗装の段取りをします・・・

クリヤー中・・・・

雲ってます・・・・

各、塗装をする前は脱脂をしました・・・

マスキングなどでペタペタ塗装面にさわったからです・・・

油脂分などが付いて無いと思われる時は、特に脱脂はしないでもいいと思います。

タッククロスなどでホコリは取った方がいいです。

黒に塗ったマジョーラは光の加減でなんとなく色が変わって見えます・・・(控えめにしました)

そして・・・

乾燥です・・・・

乾燥後、ちょっと磨いてオーナーさんに渡しました・・・・

そして・・・

オーナーさんから写真が届きました・・・

バイクに装着です・・・

今回はオーナーさんのイメージに近づいたか分かりませんが

なんとか完成しました・・・

あとはオーナーさんがステッカーなどを貼って完成だそうです・・

サーキットで見るのが楽しみです・・・

あとは自分のバイクも2007年カラーにしたくなりました・・・

また夜な夜な頑張ろう・・・・・

おわり・・・・・


趣味のミニバイクレースや板金・塗装の作業例や塗装作品紹介をした
ホームページも作っています。
よろしければ見てください。
http://www.k2.dion.ne.jp/~paparin/index.html




デイトナ(DAYTONA) MOTO GPS RADAR LCD 【モトGPSレーダー LCD】 77777

デイトナ(DAYTONA) MOTO GPS RADAR LCD 【モトGPSレーダー LCD】 77777

  • 出版社/メーカー: デイトナ(DAYTONA)
  • メディア: Automotive







汗とおる君 デイパックに取り付けて背中の蒸れを防ぐ

汗とおる君 デイパックに取り付けて背中の蒸れを防ぐ

  • 出版社/メーカー: こんなん堂
  • メディア: その他










nice!(2)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:バイク

バイクカウル塗装・・・仕上げ編2(調色・仕上げ塗装) [塗装]

前回は仕上げ塗装をするまでの準備(特に足付け)を紹介しましたが

今回はその続きを紹介していきたいと思います。

前回はここまで・・・

塗装し易いように準備しました。

そして色を塗るわけですが、今回参考にした色は・・・

この色です・・・・・

フェラーリと言えば・・・

赤です・・・・

今回はこの赤をベースに塗りました・・・・

実際はフェラーリに塗ってある赤に近い色を作った訳ですが

各補修塗料会社は色見本帳(オートカラーとも言ってます)と言って

各メーカー、各車種に塗ってある自動車の色の見本帳を作って出しています・・・

補修塗装屋さんはこの色見本を手本に補修する自動車のカラーを作っていきます。

(実際はこのオートカラーは標準版と言って実車の色とはだいぶ違うみたいです・・・)

今回参考にした赤はかなり明るい(隠蔽しない)色で下色を吹いてくださいとの

指定があります・・・

発色を良くする為にまずは肌色を塗りました・・・

この下色も色を変えることによってこれから塗る赤の色味が変わってきます・・

特にこの下色はツヤを出す必要は無いので均等に塗れていれば大丈夫です・・

下色塗装後、20分位(この乾燥時間は気温によって違います)乾燥させ

赤を塗っていきます・・・

この赤も特にツヤを出す必要は無いので均等に塗っていきます・・・

そして・・・

赤を塗ったら20分位乾燥させ

乾燥後、クリヤーを吹きました・・・・

このクリヤーは仕上げの為のクリヤーでは無く別の意味があります・・・

この赤の上に少し模様を付けるのですが

その為の準備です・・・

赤とこれから入れる色の間にクリヤーの層を作る事によって

上に塗る色から赤を守ったり、密着を良くしたり、その他色々メリットがあります・・・

特にクリヤーを塗らなくても作業は進められますが

次の工程に間が開いてしまう場合や塗った色を保護したい場合などはクリヤーを

ツヤ出し1回(通常仕上げクリヤーはツヤ出し2~3回)ぐらいは吹いておいたほうが

いいです・・・

つづく・・・・


趣味のミニバイクレースや板金・塗装の作業例や塗装作品紹介をした
ホームページも作っています。
よろしければ見てください。
http://www.k2.dion.ne.jp/~paparin/index.html





耐久性抜群で長寿命 エアーコンプレッサー ナカトミ 充填用 塗装 各種エアー工具

耐久性抜群で長寿命 エアーコンプレッサー ナカトミ 充填用 塗装 各種エアー工具

  • 出版社/メーカー: ナカトミ
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品





クルマ&バイクの塗装術

クルマ&バイクの塗装術

  • 作者: 中沖 満
  • 出版社/メーカー: グランプリ出版
  • 発売日: 2013/04
  • メディア: 単行本



クルマ&バイクの塗装術

クルマ&バイクの塗装術

  • 作者: 中沖 満
  • 出版社/メーカー: グランプリ出版
  • 発売日: 1998/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


絵とき「塗装」基礎のきそ

絵とき「塗装」基礎のきそ

  • 作者: 坂井 秀也
  • 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本


nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:バイク

バイクカウル塗装・・・仕上げ編1 [塗装]

FRP製カウルの一部形状変更と修正をしてきましたが

やっと楽しい仕上げ塗装までこぎつけました・・・・・

前回は・・・・・

形状変更をした部分のサフェーサーを吹いた所まで紹介しました・・・・

今回はその続きからです・・・・

アッパーカウル以外にも補修をしないといけないパーツがあったので

そのパーツも平行して補修していきました・・・

細かいキズは400番ぐらいのペーパーで研いでいき

少し大きい傷や亀裂はパテを使ったり、FRPで補修をしたりしました・・(ほぼ全パーツ・・・)

そして・・・・

サフェーサーを吹いていきました・・・・

アッパーカウルに関しては一度エアインテーク部分にサフェーサーを吹いて

乾燥後、400番のペーパーで研ぎます・・・

そして、またサフェーサーを吹きました・・・

アッパーカウルは2度目は全体に吹きました・・・

(裏側は切った貼ったをしたようには見えないと思います・・・自己満足)

予備?(FRP複製の為の型取り・・ただのパクリ?)に使ったタンクカバーも

塗装をする段取りをしていきます・・・・

今回、このタンクカバーはメス型を取る為にかなりワックスをすり込みました・・・・・

塗装面には油分(もちろんワックスも)は厳禁です・・・

その為、気合で付けたワックスをさらに気合を入れて ”完全” に落としていきます。

FRPパーツは製作の過程で必ずワックス(離型の為)を使います・・・

ですので・・・

どんなFRPパーツも塗装前はかなりの気を使います・・・・

今回、タンクカバーのワックスの落とし方はシリコンオフ(脱脂材)を使いました・・・

まずはウエスにたっぷりシリコンオフを付けてタンクカバー全体に付けていきます。。

そして・・綺麗なウエスで拭き取ります・・

さらにスプレーガンにシリコンオフを入れてたっぷり吹き付けます・・

そして乾燥・・・

気になるようなら何度か繰り返します・・・

シリコンオフをもっていない方などは中性洗剤をスポンジなどに付けて入念に水洗いを

すればワックスは落とせると思います・・・

この脱脂を今回塗るパーツ全部にしました・・・(この脱脂は各パーツの各作業前にしています)

そしてタンクカバーに戻りますが、脱脂後、足付け(塗料の密着を良くする為の作業)

をしていきました・・・

この ”足付け”(あしつけ)と呼んでいる作業は、パーツに何か(パテや塗料など)

を付ける時に剥がれにくくする行為の事です・・

おもにパーツにキズを付けて何か(パテや塗料)を塗る部分の表面積を増やし

塗った物を剥がしづらくします・・・

このキズを付ける ”深さ”(キズの大きさ)も塗る物によって違ってきます。

たとえば、パテでしたらペーパーの80番~240番位

サフェーサーでしたら、ペーパーの80番~400番位

塗料の足付けだったら400番~1500番位

など、その材料によって適正なキズの深さがあります・・

これを間違えると密着不良(剥がれたり)や塗ったあとにキズ(ペーパー目)が見えたり

します・・・・

今回塗ったタンクカバーや他のパーツは約600番相当のペーパーで足付けしました・・・

足付け後・・・ホコリを綺麗に拭き取って再度シリコンオフで脱脂しました・・・

脱脂後は塗装し易いように各パーツをセットしていきました・・・・

つづく・・・・・

趣味のミニバイクレースや板金・塗装の作業例や塗装作品紹介をした
ホームページも作っています。
よろしければ見てください。
http://www.k2.dion.ne.jp/~paparin/index.html




<入門ビジュアルテクノロジー>塗料と塗装のしくみ

<入門ビジュアルテクノロジー>塗料と塗装のしくみ

  • 作者: 恒和化学工業技術本部
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2005/08/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


クルマ&バイクの塗装術

クルマ&バイクの塗装術

  • 作者: 中沖 満
  • 出版社/メーカー: グランプリ出版
  • 発売日: 1998/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


絵とき「塗装」基礎のきそ

絵とき「塗装」基礎のきそ

  • 作者: 坂井 秀也
  • 出版社/メーカー: 日刊工業新聞社
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本


nice!(3)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:バイク

凹んだ車を直してみよう!板金塗装・5 [塗装]

前回、サフェーサーまで紹介しましたが

今回はその続きを紹介したいと思います。

で・・・・・

いきなりですが・・・・・

マスキング終わってます・・・・

どういう訳か、仕事に集中してしまうと写真を撮り忘れてしまいます・・・・

この写真にくるまでにサフェーサーを水研ぎして・・・塗装する面を足付けして・・・

水洗いして・・・エアブローで水分を飛ばして・・・・乾燥後脱脂して・・・

マスキングして・・・・この間・・半日・・・休憩も取ることなく(一服も無く・・タバコ吸いませんが・・)

黙々と作業して気づいたらマスキング終わってました・・・・

車体と平行してその他のパーツも作業しています・・・・

サイドステップ・・・

リヤバンパー

中古ドア・・・

中古ドアは付いていたパーツをほぼ外し、一度足付け洗剤で表裏を洗います・・

そして・・細かいキズをチェックして修正します・・・

そして・・表面は400番のダブルアクションサンダーでさらに足付けします・・・

そしてさらに600番・・そして・・800番とペーパーを変えて表面を整えます・・

それから脱脂して塗装しない部分をマスキングしました・・

そして・・・・

塗装終わってしまいました・・・・

大事な調色部分と塗装作業も撮れませんでした・・・

また、機会(写真撮れれば)があれば紹介します・・

今回はドアを外した状態で塗りましたが、色によってや作業内容によって

変わってきます・・

3コートパールやシルバー系などなドアを外して塗ったら、色が変わってしまうおそれがあります。

そういう色はドアを付けて塗るのですが、内側を先に塗って乾燥させてから

ドアを取り付けそしてマスキングして外側をぬります・・・

塗装後・・赤外線ヒーターで強制乾燥させ、乾燥後磨きます・・・

全体を1200番相当のペーパー(バフレックスのグリーン)でゴミかみなどを取ります・・・

それからコンパウンドで磨いていきます・・・

以前まではコンパウンドの種類(粗め、中間、細め)を変えて磨いていましたが

いまはコンパウンドは1種類です・・(PPG製)

自己粉砕性(と言うらしい)といって磨いているうちにコンパウンド粒子が

細かくなり磨き傷が付き難くなるそうです・・

ですのでコンパウンドは1種類でバフパッド(ウールバフ~スポンジバフ)

を変えて磨いていきます・・・

コンパウンドにも油性と水性の2種類があり、今は主に水性を使っています・・

水性はキチンと磨ききらないといつまでも磨き傷が残ってしまいます・・・

ですので完全?な磨きが出来ます・・・

油性はツヤ出し剤などが配合されている物が多く

ツヤが出て完成!と思っても何日かたったり、洗車すると意外と磨ききれてない

時があります・・・

しかし、ちゃんと磨ければ綺麗なツヤが出せます。

磨き終わったらマスキングを取って組み付けに入ります・・・

リヤドアを取り付けて、チリ調整をします。

そして、ドアの中身を取り外した(凹んだ)ドアから移植します。

なるべく使えるパーツはそのままいかし、安く出来る方法を探していきます・・・

組み付け終わったら、各部の動作チェック、キズチェックをします・・

そして・・・

洗車をします・・・

今回、中古のドアのサッシュを生かしましたので自然な感じ(年式相応)で色があっています。

バイザーもそのまま中古を使いました・・・

バイザーは新品に取り替えると、車種によって1台分で出てきます。

それだけで1台分のバイザー代が発生します・・(1万5千~2万円)

しかも取り付け、取り外し料金が発生してしまいます・・・・

さらに1箇所だけ綺麗だととても不自然に見えてしまいます。

今回は程度の良い(年式相応)バイザーだったので

自然な感じで合っています・・・

洗車後・・日の当たる場所で最終チェックをします・・・

今回は、なるべく安く(安く出来る方法を探しながら)

綺麗に仕上げる(出来る限り)

ように作業をしました。

安いだけならもっと方法もあります・・・(黒い中古ドアを探してポン付けなど)

作業方法、金額などはお客さんとよ~く話して決めていきます・・・

修理を頼む側も、どんな作業方法があるのか知っていれば依頼しやすいかもしれません・・

不透明感(作業内容が分かり難い)がある職種ですので

ディーラーさんに依頼しがちですが、知っていれば

ディーラーではやりたがらない、こういう中古パーツ(リサイクルパーツ)

を使った金額を抑えた作業も板金・塗装屋さんは得意としています。

こんな感じで歪んだボディーも・・・・・

こんな感じで直ります・・・・

ながながと書いてきましたがこんな感じで車は直していますと大まかな流れが

分かっていただければ幸いです・・・

色んな作業方法がありますので、また紹介したいと思います。

おわり・・・・・


ミニバイクレースや板金・塗装の作業例や塗装作品紹介をした
ホームページも作っています。
よろしければ見てください。
http://www.k2.dion.ne.jp/~paparin/index.html




クルマ&バイクの塗装術

クルマ&バイクの塗装術

  • 作者: 中沖 満
  • 出版社/メーカー: グランプリ出版
  • 発売日: 1998/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



nice!(3)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

凹んだ車を直してみよう!板金塗装・4 [塗装]

前回は板金屋さんの鉄板部分の作業を紹介しました。

今回はその続きを紹介していきます。

パテ処理終わっていました・・・・・

ここまでが板金屋さんの作業です。(この会社では・・)

自分の作業に熱中しすぎてパテ工程の写真を取れませんでした・・・

今回のパテは板金パテ(中間)1回、ポリエステルパテ(仕上げ)1回づつでした。

板金部分全面にパテが入っていますが厚塗りにはなっていません。

ここでバトンタッチです。

ここからがオレ102の作業範囲になってきます。

板金屋さんはパテを120~150番のペーパーで仕上げます。

そして塗装屋(オレ102)はそこからさらに様子を見て微調整をしていきます。

まず、板金から上がってきた車をよ~く見渡します・・

板金屋さんは大きい所の凹みや歪みを直します。

そして塗装屋は板金屋さんが直した部分とその周辺をよ~くチェックします。

大きい凹みの周りには小さい凹みが結構あり気づき難いです。

まず、補修面を良く見たら、次は手でチェックします。

手の感触はかなり正確で1mm以下の段差や歪みなどはすぐ分かります。

手はなるべく利き手ではない方で触るようにします。

利き手はよく使う分、手の皮が厚くなっていて感度が少し鈍いからだそうです。

(師匠が言っていました・・・)

今回も手で触ってパテ部分をさらに240番のペーパーで調整していきます。

ここでパテが足りない部分があればさらにパテを付けて調整していきます。

今回はありませんでした。

パテ修正後、ホコリを取り除き、脱脂をします。

いきなりですが、サフェーサーを吹きました・・・(いつもいい所は撮り忘れます・・)

今回使ったサフェーサーは厚塗り出来るタイプで80番のペーパー目を消せるそうです。

しかし、いつもサフェーサー前は150番~400番の間で仕上げます。

今回は240番のペーパーで仕上げてからサフェーサーを吹きました。

今回の車体は黒ですので、特に歪みなどはすぐ判ってしまいます・・・

そこで、今回はサフェーサーを2度吹く作戦に出ました・・・

1度目のサフェーサーは空研ぎ(サンドペーパー)の320番で歪み取りを

行なっていきます。

1度目のサフェーサー研ぎが終わったら、ペーパーを当てた面より

少し広い面を400番のペーパーで研いでいきます。

そして、ホコリを取り、脱脂をしてマスキングをします・・・・

2度目のサフェーサーです・・・・

1度目より広い範囲で吹いています・・・・・

サフェーサーも加えるシンナーの量を変えて吹きます。

同じ吹き方でもシンナーの量を変えることによって塗る厚みを変える事が出来ます。

2度目のサフェーサーはちょっとツヤを出して塗りました・・・

そしてゆがみをチェックします・・・

良さそうでしたら次の段階にいきます・・・(ダメなら修正、サフェーサーを繰り返します)

つづく・・・・・


ミニバイクレースや板金・塗装の作業例や塗装作品紹介をした
ホームページも作っています。
よろしければ見てください。
http://www.k2.dion.ne.jp/~paparin/index.html



クルマ&バイクの塗装術

クルマ&バイクの塗装術

  • 作者: 中沖 満
  • 出版社/メーカー: グランプリ出版
  • 発売日: 1998/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。