ヘルメット塗装・・・その3 [塗装]
前回、サフェーサーまで吹いてキズ補修と下地作りは完成しました・・・
ここまで
サフェーサー乾燥後、研いでいきます。
いつもなら水研ぎで調整しますが、今回はサンドペーパーで調整しました。
サンドペーパーと言っても紙製ではなく、布製?材質はよくわかりませんが
柔軟性があり、ペーパーキズも均一に付けられるものです。
今回は600番相当のペーパーで全体を均一に研いでいきました。
目的は足付け(塗料密着)と表面に付いたホコリやゴミを馴らすためです。
全体にツヤが無くなる位で削り過ぎないようにします。
ペーパー後、濡れ雑巾で綺麗にホコリを拭き取り、脱脂します。
脱脂後、タッククロスで残りのホコリを綺麗に取り除きます。
これで塗装準備完了です・・・・
まずは1色目です・・・
一番大きい面積を取る色から吹きました。
白を吹き・・・乾燥後・・・パールを吹いて・・・・乾燥後・・・・
クリヤーを吹きました・・・・
クリヤーを吹いた意味はベースのホワイトパールを保護する為です・・・
これで完成ではありません・・・・
クリヤーを乾燥させるのに約2日おきました。
クリヤー乾燥後、クリヤー部分を約1000番位のペーパーで研いでいきます。
これは次の塗料の密着を良くする為と、肌調整の為です。
ペーパーで研ぐ部分は必ず!クリヤー層の部分だけです。
削りすぎて下の色まで出てしまわないようにします。
下準備が出来たらようやく模様に取り掛かれます。
まずは以前と同じ模様にするのでメモを書いた紙を用意します・・・
簡単ですがある程度の寸法を書いています。
そして・・・
コンパスや定規を駆使してセンターを出します・・・(これが結構大変でした・・・)
そして・・・・・・
さらに・・・凄い時間を費やして・・・・・
ジャ~ン・・・・・
マスキング完了・・・(途中の写真撮り忘れていました・・・)
このマスキングで相当時間がかかりました・・・・(仕事終わってからの作業で丸2日・・・)
理由はラインを下書きしてからのマスキングですが
前回より微妙にラインの位置を変えてしまった為にバランスが取れなくなってしまったからです・・・
ラインを引いては・・・違う・・・やり直し・・・また引いては・・・違う・・・やり直し・・・
これを何度も繰り返しようやく・・よし!・・・と言う所でマスキングしました・・・
自分的には納得できたラインになったと思います・・・
多少漫画に出てくる”グンメット”とは違ってしまいましたが
ヘルメットの形状の違いなどもあり、なるべく今のヘルメットの形状に合ったと思います・・・
自己満足です・・・・
本当は・・・・・・
なんかラインがおかしいな~
と思いながら確認の為に何度も漫画のヘルメットを見ていたので時間がかかってしまいました・・・
ガン・ボーイ!! のような走りを目標にしながらイメージトレーニングをしつつ・・・
バイクに乗った気分を味わいつつ・・・
定規と鉛筆、マスキングテープと格闘していました・・・・・
バイクに乗りたい・・・・
つづく・・・
趣味のミニバイクレースや板金・塗装の作業例や塗装作品紹介をした
ホームページも作っています。
よろしければ見てください。
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お手数をお掛けしています
そうなんです、グンヘルは単調なデザインなんですが実はすごーく面倒だと
以前言われた事があります。
by かも (2007-03-11 21:07)
かもさん こんにちは
ヘルメットはあんまり塗ったことが無いので
勉強になります。
by オレ102 (2007-03-12 19:53)
これはまた細かい地道な作業ですね~
勉強になります。
でも飽きっぽい私にはとても出来そうに
ないです・・・
by (2007-03-14 11:31)
kazuさん こんにちは
楽しい塗装に行くには
この楽しくない地味な作業を乗り越えなくてはなりません・・・・・
この作業が大変な時こそ塗装している時間がとても楽しいです。
塗装時間は全作業時間の1割もありませんが・・・・・
by オレ102 (2007-03-14 21:36)