タンク加工4・・・・パテ編 [塗装]
前回は溶接加工したハーレーのタンク内を
タンクシーラーでサビ処理をした所まで紹介しました。
今回はその続き、タンク外側の修正(パテ処理)を紹介したいと思います。
まずはタンクを触ってみます・・・・
色んな方向から、手のひらで凹みやでっぱりを確認していきます。
そして・・・・・
凹みの大きい所をまずはパテを付けていきます・・・・・
最初のパテは・・・・・・ファイバーパテです・・・・
このパテはガラス繊維が入っていて厚盛が出来るタイプです・・・
しかも、その繊維のおかげでパテ痩せや割れの心配が少ないです・・・・・
本来はあまりパテを厚く塗りたくないので使いたくないのですが
今回の溶接箇所の出来具合と元々のタンクの形状が変形している為
ファイバーパテを使いました・・・・・
乾燥後(1日置きました・・・)
80番のサンドペーパーで(今回はダブルアクションサンダーを使いました)
研いでいきました・・・・
そして、研ぎ終わったらタンク全体を一度綺麗にしてさらにパテを付けていきます・・・・
今度は中間パテと言うのを使いました。
人によっては、板金パテと言ったり、ポリパテと言ったりしています。
多少(5ミリ以内)のヘコミを埋めたりするのに使います。
今回は最初に塗ったファイバーパテの上に塗ったり、他の凹みと言うか歪みに塗っていきました。
乾燥後(1日置きました・・・)
120番のサンドペーパーで研いでいきました・・・・
最初は機械を使ってだいたい研いでいき、さらに確認しながら
ファイル(当て板)を使って、手で確認しながら研いでいきます。
研ぎ終わったら、またタンクを綺麗にしてパテを塗っていきます。
今回塗ったのは、薄付け用ポリパテ(3ミリ以内)を使いました・・・・
パテはこれが最終仕上げになります。
このパテは最終的な(パテの中で)歪み取りに使います・・・・
主に当て板を使って、手作業で歪みを確認しながら研いでいきます。
今回は150番のサンドペーパーを使って研いでいきました・・・
よ~く手でタンク全体を触って歪みやヘコミなどが無いか確認していきます。
そして・・・・よし!! OK!! と思ったらパテ研ぎは完了です!!
よくタンクを綺麗にしたら
続けてサフェーサーを吹いていきます・・・・・
つづく・・・・
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パテ研ぎはいつ見ても職人技を感じさせられますね~(^o^)
by Ten (2007-10-23 21:46)
Tenさん こんにちは
最近はパテをあまり付けなくても良いように
下地の馴らしを出来るように試行錯誤しています。
by オレ102 (2007-10-23 22:09)