ハーレーエンジン、リンクル塗装(結晶塗装) [焼付け塗装]
結晶塗装(リンクル塗装)を施工出来るようになって
自動車パーツ(ヘッドカバー、タペットカバー)などをメインに紹介してきましたが
バイクのパーツにも施工していますので紹介させていただきます。
今回、リンクル塗装(結晶塗装)を施したのは
ハーレーダビッドソンFLSTF(ファットボーイ)のエンジンパーツになります。
作業手順はバイクも自動車も一緒です。
まずは下地処理・・・・・・
旧塗装が残っているので
剥離剤による塗装剥がしをします。
これがけっこう大変でなかなか上手く塗装が剥がれてくれません・・・・・・・
何度も剥離剤を使い、塗装を剥がしていきます・・・・・・
そして・・・・・
ある程度剥離出来ましたら水洗いによる剥離剤を落とす作業をします。
続いて水分を乾燥させて
サンドブラストによる旧塗装の完全剥がしと
塗装密着向上の為の足付けを行います。
事前にサンドブラストの砂がかかってはいけない所は
ガムテープなどでマスキングをします。
サンドブラスト後、中性洗剤をつかって水洗いをします。
そして
乾燥させて、塗装出来るようにマスキングをします。
塗装前に最終脱脂をシリコンオフで行い塗装を行います。
今回のリンクル塗装(結晶塗装)は焼付け用塗料ですので
決められた温度まで加熱しないといけません
塗装前のパーツも綺麗に塗るために、ある程度温めてから塗装をします。
焼付け乾燥後の状態です。
フィンの奥まで全体を均等に塗装しました・・・(完全ではなかったですが・・・・・)
こういう箇所の塗装は難しいです・・・・・(まだまだ未熟です・・・)
これからさらに技術を高めていきたいです・・・・・
(このブログは自分の反省会も含まれていますのですみません・・・)
リンクル塗装(結晶塗装)乾燥後・・・・・
こんな作業もしました・・・
フィンの際(先端部)を下地を出して仕上げていきます。
サンドペーパー120番から始まって150番~180番~240番・・・
とちょっとづつ番手を上げていきツヤを出していきました・・・・・
塗っただけと比べると締まって見えます・・・・
シリンダー1個で約2時間以上かかりました・・・
この磨いた部分にクリヤーコーティングを施しました・・・
そして完成です!!
クリヤーコーティングしたことによって下地(素地)の腐食を長期にわたって
保護してくれると思います・・・
そして・・・・
シリンダーヘッドは赤のリンクル塗装(結晶塗装)を施しました
綺麗な赤を出すために下地塗装もしています。
こんな凹凸のあるパーツも均等に塗ることが出来ました・・・・
結晶塗装(リンクル塗装)施工受付しております・・・・
自動車パーツ、バイクパーツ、その他?
60センチぐらいまでの大きさでしたら施工できますので
ご依頼ください。
ご注文はこちらから・・・(オレ102のHPです)
http://www.k2.dion.ne.jp/~paparin/index.html
カーベック(CARVEK) 結晶塗料 ブラック P048-8536 [HTRC3]
- 出版社/メーカー: カーベック(CARVEK)
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カーベック(CARVEK) 結晶塗料 レッド P048-8535 [HTRC3]
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カーベック(CARVEK) 結晶塗料 ブルー P048-8537 [HTRC3]
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やっぱりプロですね。
上手い!
by kotobuki1946 (2010-02-16 18:17)
kotobuki1946さん こんにちは
ありがとうございます。
でもまだまだ煮詰める部分があり
完璧!とまではいかないです・・・
どんどん研究して精度を上げていきたいです。
by オレ・パパリン102 (2010-02-16 21:33)